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食べること大好き!地球にも胃袋にも優しいフードを求めて彷徨う、日本ミルフォード株式会社スタッフのブログです。どうぞよろしく^^


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本日発売!ピュアーナシャンプー ハーブの香り♪♪

おひさしぶりです。

今日は、この場をかりて新発売の製品のご紹介をしちゃいます。

弊社で根強い人気のピュアーナシャンプーからハーブの香りが本日、新発売です!

ピュアーナシャンプーハーブの香り



海水を原料に身体に負担をかけるようなものを極力排除し、髪の健康を本当に考えて作られたピュアーナシャンプーは、これまで「無香料」のみだったのですが、新たに「ハーブの香り」が誕生しました。

ちょっと宣伝ついでに、このピュアーナシャンプーのどこがどうスゴイのかを、お伝えしますね。


通常、シャンプーは水周りで使用するものだけに、どうしてもある程度添加しなければ製品の安定がはかれないというものがある、という事情があります。

しかし、弊社には「コスモバック」という強力な助っ人くんがおりまして、こちらを配合することで、この問題を最大限回避することに成功しているのです。

どういうことかといいますと、

弊社の長~い微生物研究の過程で、大豆と米ぬかの発酵過程で、アルカリにだけ働く酵素の発見がありました。
酵素は通常、酸性で、60度以上の高温になると死滅してしまう特性があるため、食品や化粧品などへの添加は難しいとされていました。

ところが、発見されたこの植物性発酵酵素は、なんと280度もの耐熱性を持っていたのです。

(酵素が280度までの耐熱性を持っていると、どんなに他にすごいことができるようになるかということは、た~くさんありますので、それは他の機会に譲ることとして・・)

その上、非常に酸化しにくく、保湿性に富む、という特徴を持っていることがわかりました。

コスモバック」と名づけられたこの大豆・米ぬか発酵酵素を、シャンプーほかピュアーナのシリーズに配合すると、「コスモバック」が酸化防止や保湿の役割を担ってくれるので、

酸化防止剤や保存料など不必要な化学物質の使用を極力抑えることができる

というわけなんです。

これまでのピュアーナシャンプー【無香料】は、そういったわけで、多くは、身体が敏感な方に支持されて参りました。

それでも、最近は「身体に必要のないものは、必要以上に入れない」というコンセプトに賛同してくださる方が増えてきたということもあって、

身体に必要のないものは必要以上に入れないけれど、あったらより心が嬉しくなる、楽しくなる製品を・・

ということで開発されたのが、この「ハーブの香り」なのです。

ああ、説明が長くなってしまいました。ここまで読んでくださった方、ひとまずありがとうございます。


で、「ハーブの香り」ってどんなシャンプーなのかと申しますと・・

一言でいってしまうと、天然精油配合なんです。

自分自身の健康的なライフスタイルをしっかり持ちながらも、おしゃれや美容に対する気配りも忘れない―
そんなピュアーナ女性のイメージが、香りで表現されています。(したつもりです^^)

数ある精油の中から、明るくて気品があり、かつさわやかな印象の香りを選び、
そのなかから、お互いに相性の良いもの同士を、香りの推移が楽しめるように組み立てました。

トップノートはスイートオレンジ
シャンプーを手に取り、髪になじませたとき、最初にオレンジの皮をむいたときの
甘くフレッシュな香りが広がります。

次にミドルノートのゼラニウム、ローズマリーとマジョラム
やや重厚感のある甘い香りのゼラニウムと、
フレッシュですがすがしいグリーン系のローズマリーの香り、
そこに温かみのあるスパイシーでスッキリとした香りのマジョラムが重なります。

ベースになっているのが「ピュアーナシャンプー 無香料」ですから、もちろん酵素入りです。
ここに上記4種の天然精油を配合しました。

バスルームいっぱいに広がる、選び抜かれた精油が織り成す香りのハーモニーを、
是非是非、体験してみてくださいね♪♪


http://www.pure-na.jp/seihin/shampoo.h.html


今日はPRに終始してしまいました。最後までお読みいただきありがとうございます!

ナルホドと思ってもらえましたら
↓ ぽちっとヨロシクです ↓


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幸せな卵

みなさん、こんにちは。

いきなりなんですが、美味しい卵を食べてますか?
実は最近、卵に関して「目からウロコ」な出来事がありました。

先週、社長が訪れた、群馬県の赤城山麓にある藤井養鶏場の話です。

日ごろから全国津々浦々、自然農法を実践している方々の元へ足を運んでいる社長のことですから、
どんな取り組みを見ても、少々のことでは驚きません。


でも、今回はちょっと様子が違いました。

社長が感慨深気~に話してくれたのはこんなことです・・・
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ここを訪れて、社長が最初にびっくりしたのは、鶏たちが実にのびのびとリラックスしている。

それが見るからに伝わってきたというのです。
毛ツヤの実に良い鶏たちが、鳴き声も立てず悠々と養鶏場内を闊歩している姿は美しく、
優雅ですらあると。

そしてなんと、鶏たちのほうへ手を伸ばしても逃げることなく、
体をナデナデしてもされるがままになっているんだそうです。


鶏を撫でる、なんてことがありうるのか?

”チキン”とは、臆病者の代名詞ではなかったのか?!

なのに、ここの鶏はどうしたというのだ?

来るものはみな受け入れる包容力さえ持ち合わせているように見える。

この穏やかで懐の深い鶏たちよ・・。


思わずそう思ったそうです。


このようなことは、陽の当たらない、狭く風通しの悪い鶏舎で一生を過ごす、
ストレスで一杯の、通常の養鶏場の鶏では考えられないことです。

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それもそのはず、藤井養鶏場では、のびのびとエサをついばめる平飼いによる、
全くストレスフリーな環境がまず基本にあり、エサは、すべて有機野菜。

養鶏場の無農薬の土に自生する緑葉をはじめ、オーガニック野菜、古代米など
20種類以上を藤井さんがブレンドして鶏たちに与えています。


また、畜舎にありがちの臭いがほとんど、いや全くといっていいほどないそうです。
不純物の入っていないものを食べていればフンも臭わないのだということを
鶏たちが証明してくれています。

飲み水には、わが社の好気性微生物群を混ぜたものを与えてもらっていますが、
これにより鶏たちの腸内環境が理想的に保たれ、
フンの臭いの発生も極力抑えられていることも一因しているようです。


また、好気性微生物を混ぜた水は、鶏舎の床土にも噴霧していますが、
鶏がフンをした先から微生物が分解するため、雑菌の繁殖が抑えられ、
このことも鶏舎にニオイが出るのを防いでいます。

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藤井さんには「鶏たちを自然にできるだけ即した環境で育てる」という信念があります。

養鶏場は赤城山の標高の高い、夏冬の温度差は45℃にもなる場所にあるにもかかわらず、
鶏舎は金網で囲われているだけで、電灯もありません。

そんな過酷な自然環境のなか、オランダ原産のネラと呼ばれる鶏たちが悠々と駆け回っています。

もともと丈夫な種だそうですが、この厳しい環境に耐えることで、
いっそう強く、健康な鶏へと育まれているに違いありません。

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「人間も動物も一生無菌室で生きていくことは不可能。だからこそたくましい力を持った鶏を育てる」


こんな恵まれた環境で愛情たっぷりに育てられた鶏たちは幸せです。
その卵ももちろん、健康で幸せな卵そのものです。



さて、この藤井さんの幸せな卵、社長が持ち帰り、
私にもおすそ分けしていただきました♪♪

この卵を最も美味しくいただくには、どんな食べ方がよいのだろう?

まずはやはり「卵かけごはん」であろう!ということで、さっそくいただいてみました。



コン、コン、と叩いて割る。

殻、思ったより固くない。

におい、全くしない。

色、濃くない。柔らかな陽だまりのような色。

形。ほっこりと盛り上がっていて美しい。

味、とにかく優しい、どこまでも優しい、優しい味。


ひとことで言えば「ピースフル」な味です。実に「誠実な」味です。
藤井さんのお人柄そのものが卵にも宿っているようだとは社長談。

エサや水に気を配られながら、たっぷり愛情をかけられて育った鶏たちが生んだ卵とは、
それをいただく人をも、優しく平和な気持ちにさせるものかと思いました。


そして今思うこと。


では私がいままで食べてきた「美味しい卵」、
あれは私のなかでどのように位置づければよいのだろうか。



赤身がかったこんもりと分厚い、盛のある黄身。

やや重めの、こってりとした、いかにも滋養がたっぷり取れそうな味。

「こくウマ」な卵。

これこそが美味しい卵の基準値だと思っていたのですが。
それは大きく塗り替えられることになりました。


♪♪今日が私の卵記念日です♪♪


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左が藤井さんの卵です。右は「こくウマ」なスーパーの高級卵


しかし、これだけ手間も時間もかけても出荷できる卵はせいぜい一日に200個くらいなのだそうです。
この幸せな卵、藤井さんには是非続けていただきたいので、
私も出来る形で応援させていただこうと思います!



↓ポチッとしてくだされば私も幸せ♪

「大学は美味しい!!」

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最近、大学の研究室から、地元の食材を活かしたブランド食品が続々生まれています。
そんな取り組みをしている全国24大学を一堂に集め、実際の商品を紹介するイベント「大学は美味しい!!」が6月、新宿にて開催されました。
宣伝のノウハウを持たない大学を、新宿高島屋、紀伊国屋書店、トレンド雑誌がコラボ協力する形で実現したのだそうです。

私は、紀伊国屋書店で開かれた、北里大附属フィールドサイエンスセンターの萬田富治教授の講演を拝聴してまいりました。
北里大附属フィールドサイエンスセンターというのは、教育研究支援部門(十和田農場@青森)と環境保全型畜産研究部門(八雲牧場@北海道)の2部門からなり、八雲牧場では、物質循環による環境保全型肉牛生産を実践しています。で、この八雲牧場さんには、ウチの微生物くんたちを飼料への利用として試験的に使っていただいているという繋がりがあるのです。
でも、それよりなにより「謎解き 日本初のセミ・ジビエ牛肉とは?」という講演タイトルが、とっても気になっていたので、楽しみ~にして出かけてみました^^。

さて、ジビエとは、フランス語で、秋から冬にかけて狩で捕獲して、食用にするウサギやシカなどの野生動物をいいます。
ジビエといえば、真っ先に思い浮かぶのは野うさぎです。
毎年秋になると、「ジビエ入荷しました!」なんていうお知らせがビストロから入ったりして、ジビエ料理は食通の皆さんが楽しみにしている季節メニューのひとつではないかと思います。
で、今回の講演のタイトルは「謎解き 日本初のセミ・ジビエ牛肉とは?」。
何故に日本初?何故にセミ?何故に牛肉・・??今日はこの謎解きについて、伺ったお話をかいつまんでお伝えしたいと思います。

そもそもは萬田教授が、かつてヨーロッパでジビエのうさぎ肉を食したのがきっかけのようです。
ヨーロッパで人気の高い「ジビエ」ですが、日本では肉というと、「霜降り肉」がなんといってもダントツの人気。
日本の霜降り肉には脂肪が40%もありますが、ジビエは、たんぱく質が豊富な赤身肉で、脂肪はたったの5%ほどです。霜降り肉とは相反する特徴をもつ肉なんですね。
霜降りの味に慣れた人がジビエを食べて美味しいと感じてもらうには、まだまだ難しいという現実はあるのですが、しかし、一部の消費者からは、赤身牛肉の要望が出てきているのもまた事実なのだそうです。

しかし現在、赤身肉のジビエは、入手が困難になっているのが現状です。
空から降ってくるダイオキシン、チェルノブイリによる汚染、マツクイムシなどの殺虫剤の散布・・など深刻な環境汚染によって、野生の鳥獣類は安全ではなくなってきているのが一因にあります。
エゾ鹿は、生で食べると肝臓汚染のリスクもあるようです。
また、捕獲量が不安定で、生息数も減少していることから、一部ではジビエの飼育も行われているとか。途中まで育てて野に放ったり、野生のものを餌づけしたりといった、半野生のジビエもあるそうです。
人間のために改良されたものを食べている―人工的な作物にコントロールされてしまっている―という時点で、それはもうジビエとは呼べないのではないか、と萬田教授はおっしゃいます。

そこで、そうしたジビエの現状と、一方である赤身肉の需要を踏まえ、
「赤身の肉を作ってみよう、それもなるべく自然との調和の中で肉を作ろうではないか!」
という志のもと、医療と食べ物の関係を強化していこうとしている北里大学の八雲牧場で、放牧牛による食用肉の取り組みが始まったのだそうです。

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広大な八雲牧場には、ヒグマが生息しています。
汚染されていない川には、今では珍しいニホンザリガニやニホンサンショウウオがいます。
秋になると、サケを狙って大鷲が飛来します。清流の湧き水ではサケが孵化します。
自然と食と人の健康を保全する循環型の社会を目指している八雲農場。
そこの牛たちの餌は牧草です。農薬も化学肥料も使っていません。
「いのち」は土、そこに生える草であるということがモットーです。
工業生産は、リサイクルなどをしても目減りしていきますが、生命科学では、「いのち」は再生産できるのです。
八雲牧場では、まさに「草こそいのち」なのです。

生態系の頂点である猛禽類を大切にして、生態系を破壊しないものを作ろう、という志をこめて、八雲牧場発の商品には大鷲のシンボルマークがつけられています。
最近注目されはじめている、家畜に快適な環境を与えて育てるアニマルウェルフェアの考えが大前提にあるのですね。

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面白いな、と思ったことがあります。
萬田教授は「米=(イコール)牛」である、とおっしゃいます。
牛は牧草地に広く、薄く分散し、土壌中の養分を自ら吸収し、蓄積する。
その様は米と同じではないか、というものです。自動コンバインの役目も牛が果たし、糞尿をあちこちに移動しながら行う牛の習性は、自走式堆肥の役目も果たしてくれる。
だから人手もほとんどかかりません。放牧による省エネルギー力は、稲作に勝るのだそうです。

さらに、八雲牧場では、日本では珍しい親子放牧をしています。
人手が全くかからないジビエに習ったものですが、分娩においても、自然分娩を行っています。
嵐も雨の日も外で生ませるのです。分娩中に他の動物に襲われるのではないか、といった心配もありましたが、牛って利口なんですね。実際には分娩が近づくと、邪魔されないようにひっそり林の中にはいってお産をし、一週間ほど経つと、親子で林から出てくるのだとか。
そしてせっかくおっぱいを出すのだから、と母乳のみですくすくのびのび育てます。
(*出産風景の動画は→http://www.kitasato-u-fsc.jp/douga/houbokuti-bunnben.html お母さん牛が生まれた子牛をなめてあげるほほえましい光景がご覧になれますよ♪)

一方、今の畜産の現場では、お産は人間立会いのもと、人手をかけて行なわれ、分娩後は、親子別々にさせられます。離された親子はそれぞれ「モーモー」鳴き続け、お互いを長い間呼び合うそうです。

放牧というスタイルは、生態系の観点からのみだけでなく、エネルギーを使わない食料生産としても大きな利点を生むものだったんだ・・・・と初めて知り、何事にも「管理」と言う名の元で、無駄なエネルギーにコストをかけることに慣れきっている世の中を改めて思いました。

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こうして、ジビエのよい点を取り入れつつ、ジビエがもつ問題点は解決するという方向で取り組んできた(それゆえセミ・ジビエなのですね)放牧牛の食用肉開発なのですが・・・
ここに、ひとつ大問題があります。
ここ日本では、大理石のような脂肪のさしが入った霜降り肉が「美味しい肉」の基準となっていることで、八雲牛は到底その基準から外れてしまうため、流通の段階で買い叩かれてしまう、という点です。要は「価値の低い肉」という位置づけになってしまうのです。

これは歯がゆき問題です。
なぜなら八雲のお肉には、食べる人間への健康面における価値がすでに実証されているからです。
まず!八雲のお肉は抗がん活性が高いといわれる機能性成分(共役リノール酸)を霜降り肉の三倍も含んでいるのです。
そして!多く食べると血管障害が指摘されている牛肉中の脂質ですが、八雲牛ではなんと3%以下と適正値を示します。これはほぼ野生動物の値にあたるそうです。

最近読んだ本(たしか『野菜が壊れる』(新留勝行著))にありましたが、本来、自然な環境下であれば15年~20年は生きる乳牛は、現代行われているの畜産環境の中では4~5年しか生きられないそうです。
50年前と比べて、何倍ものミルクを出すことを強制されて、胃潰瘍や腎臓結石などさまざまな病気をかかえた結果、本来の寿命の4分の1で死んでいくのが、現代の牛なのだと。

それにひきかえ、雄大な土地で、自然分娩で生まれ、お母さん牛のおっぱいと、無農薬の牧草を食べながら、のびのびり育った安全で健全な牛肉が、流通では相手にされないというのは、実に歯がゆい・・・・!

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しかし、この放牧牛の育てられ方や、栄養分などのことが広く知れ渡って、病院食など必要としている人のところへ届けられるようなシステムが整えば、価値の高いお肉となることは間違いないでしょう。

そう!セミ・ジビエ牛には未来がある!決して外れることのない私の直感がささやいてます。^^v
この7月には日本ではじめてのオーガニックビーフの認定を受けることになるそうなので、是非、広く認知されることを願うばかりです。

これまで日本における畜産は「汚く」て「臭い」というのが当たり前でした。
しかし、本来の畜産は素晴らしい環境を作るのだそうです。
国土の小さい日本ではありますが、放牧による畜産の素晴らしさが広まって、消費者のニーズが増え、自然と調和のとれた農業が確立する時代になるといいな・・と改めて思います。

今や日本の農地は、最低ラインといわれている500万ヘクタールをついに切り、
1500万ヘクタール分を輸入に頼るという危機的状況にあるそうです。
これからの食料生産をどう進めて行くのか、
その土地を活かした畜産を進めていくためには、どうしたらよいのか。
日本の食の自立と連携して実現していくことを大きな軸として研究が進められているとお話を伺い、
日本の農業が少しずつ変革していくことへの期待が沸いてきます。

八雲農場には宿泊施設もあるそうです。ご興味のある方は、訪れてみてはいかがでしょうか~?
実は私もひそかに検討中です!


食パンを使ったカビ実験!

 わが社の製品に、「フレッシュバイオ シーツ」という好気性微生物を住まわせてある、抗菌効果のあるシーツがあります。
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 この製品、病院や学校の保健室の共用ベッドやなど、病原菌や殺菌の持ち込まれやすい環境にありながら、消毒殺菌をその都度行えないような場所でも安定した衛生環境を提供することが出来るという、手間をかけずに長期間効果を維持できる画期的な製品なのです。

 微生物を布に住まわせてある製品なんて、そうそうあるもんじゃありません。そこで、この布がカビ対策としても有効活用できるのではないか?!ということで、シーツの端切れを使ってカビ対策の検証実験を行ってみました。

 やり方としてはこんな風です。
 青カビや黒カビなど、カビが発生しやすい多湿な閉鎖環境を作り、「フレッシュバイオ シーツ」(以下バイオと表記)を設置した実験区と、設置しない対象区において、食パンにおけるカビの発生状況の違いを検証しました。

 以下に時系列に変化を追ったものを掲載しますので、是非見てください!驚きの結果がご覧になれますyo!☆

<実験初日>
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水槽に食パンをカビの培地として入れてあります。向かって右が実験区、左が対象区です。実験区には食パンにダンボールを台紙としてその上に「フレッシュバイオ シーツ」(以下バイオと表記)を設置してあります。対象区のほうは、ダンボール台紙に食パンを設置してあります。カビが生えやすいように、容器に水を張ったものを箱の中に入れて密閉しました。

<5日目>
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バイオ未使用の対象区では設置後5日目にカビが発生しました。バイオ使用の実験区ではカビは発生していません。

<7日目>
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対象区ではカビの繁殖が目立ってきましたが、バイオ使用の実験区では、カビはほとんど繁殖していません。

<9日目>
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カビって、いったん生えると一気に増えます。対象区ではカビが生えて4日後にはびっしりとカビが!
一方実験区では・・・なんと、なんと!ちらほらとカビが生えだした程度で、好気性微生物たちがカビ菌の繁殖を抑えているのが一目瞭然です! 

いやぁーウチの微生物くんたち、ちゃぁんと仕事してくれているじゃないですか。これくらいだったらカビの部分だけ取り除いてしまえば、まだ食べられる・・・かも^^; 



・・・ということで、フレッシュバイオシーツにはカビ菌の繁殖を抑制する働きがあることが分かっていただけたかと思います。

 ではこの場合、好気性微生物がどうやってカビ菌の繁殖を抑えているのか・・そのメカニズムをご説明したいと思います♪

 フレッシュバイオ シーツ中には好気性微生物群がたくさん詰まっているのですが、この好気性微生物群が設置された空間に拡散して、カビ菌が好むエサ(有機廃物)を、先回りしてドンドン食べて、水と炭酸ガスと無機物に分解してしまいます。

 好気性微生物がカビ菌を殺してしまうのではなく、カビのエサを先回りして食べつくしてしまうことで、カビが増えずに淘汰される環境を作り出しているのです。殺菌することなしに抗菌するという、最新のバイオテクノロジー・メカニズムが、ここに働いているのですね。

 ちなみに、このカビ菌が好むエサというのは、有機物の酸化物を指します。好気性微生物は、酸化していない有機物は鮮度保持し、酸化してしまった有機廃物は食べて分解してしまうという性質を持ちます。食べられる食パンを鮮度保持する側に回る一方、悪くなってしまった部分はカビ菌に先回りして有機廃物を食べて分解してしまうというメカニズムが働きます。こうして、空間中に浮遊するカビ菌の繁殖を抑制しているのです。

 このフレッシュバイオシーツ、もともと寝たきりの方などの「床ずれ」対策として役立つ製品なのです。
 カビの場合と同じようなメカニズムで、床ずれの原因となる「緑膿菌」のエサとなる有機廃物(人間から出る皮脂などの代謝物ですね)を好気性微生物が先回りして食べつくしてしまうことで、緑膿菌が生きられない環境を作り出し、緑膿菌の繁殖を抑えるのです。

目に見えない世界では、重要で奥深いさまざまなことが起こっているのですね。

―空気も、風も、時間も、命も、それなしでは人間が生きることができないものには見えないものが多い。見えないものにもっとも大切なものがある―

97歳の聖路加病院の日野原先生は、こうおっしゃって子供たちに命の授業をされると聞きましたが、微生物もこのうちのひとつなんだと思います♪♪♪

微生物による水の浄化実験~実践編~

 みなさん、ゴールデンウィークもすぐそこですね♪♪ 計画は立てられましたか? 
 周りを見渡せば、もうすっかり新緑の時期に入っていますが、この春、桜は十分に楽しまれましたでしょうか。今年は立ち上がりが早く、寒い日が間に入ったため10日以上楽しめましたよね。私は、今年は深大寺の植物公園へ行きました。

 ところで、この桜、人々が「満開だなぁ」と感じるときって、全部の蕾の数の何パーセントくらいが開花していると思いますか? 80%くらい?

・・いえいえ、なんと、たったの30%しか開花していないんだそうです。これは人間の目の限界を表していて、人間って、0~30%くらいまでは「変化しているな」と目で見て分かることができるけれど、30~70%の間はよくわかっていない、ということらしいです。
・・そういえば息子にとって「3つ」が最大の数で、4つ目以降は「いっぱい」という頃があったな・・(遠い目)。
 
・・ということで、先日より微生物による水の浄化実験を行っていますが、この人間の目の限界、ビオトープにもあてはめて言うことができます。
 たとえば、アオコの濃度が100%の水から30%減って70%になった水と、30%から0%になった水では、同じ30%の水が浄化されたということで、仕事量は一緒です。でも人間は、アオコ濃度が100%から70%になっても「水がきれいになった」とは認識できないけれど、アオコ濃度が30%から0%になると「水がきれいになった♪」と認識するということになりますね。いくらアオコに含まれるクロロフィルAの濃度変化値が同じでも、人はこちらしか評価しないんですって。人間って勝手ねっ プンプン

 なので、この実験をするにあたり私としましては、好気性の微生物たちがせっせと仕事をしてくれるのをじっと見守りつつ、「見た目」で「水がキレイになった♪」と評価できる結果がでることに多大な期待を寄せているわけです。はい。
 
 前置き長くなりましたが、では実際にどのくらい浄化されたのか――ここまでの経過をレポートします。



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4月1日
 アオコの濃度を一緒にして同条件下に置いた2つのビオトープを設置し、アオコの繁殖が再び進むのを待つことにしました。(写真は4月6日時点のものです)

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アオコは水槽の底だけではなく、根の周りにもびっしりとまとわりついています。


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4月10日
 人間の見た目的には、アオコの繁殖は顕著に進まないまま10日経過したので、いよいよ微生物を投入することにしました。片方のビオトープに微生物が詰まった「フレッシュバイオパック」を貼り付けました。水槽左上部分に貼り付けてあるのがそれです。


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4月12日
 2日経過。早くも微生物効果?!バイオパックを貼り付けた右の水槽の方は水がキレイになってきているように見えます。角度を変えて見ても、やっぱりそう見える。


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4月18日
 8日経過。ちょっと、ちょっとちょっと!(古;) なんだか一気に水がきれいになってきましたですよ。エアレーションポンプがこちらからもはっきり見えるくらい透明度UPしてます。微生物が活発に分解を進めているようです。面白―い!^o^ / アオコは底に集結したままです。


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4月22日
 今日で12日経過です。2、3日前から、微生物を投入していない左側の水槽の水も、浄化が始まっているように感じて、気になっておりました。何故だ?何故なんだぁぁ??・・ご飯を食べていても気になります。
 そこで、理系のことならなんでもおまかせのスタッフKさんに質問をぶつけてみたところ・・
 すぐ横の水槽で微生物投入した影響が、投入していないほうにも出ることはよくあること、という回答が戻ってきました。ん~もぉビックリ!です。
 微生物が入ったシートは、水の中に貼り付ける形で投入しているのですが、水分が蒸発して空中に気化した際に、一緒に微生物も外に出るため、これが近くの水槽に影響しているのであろう、というわけです。そうでなくても、もともと水槽の中にいる微生物が分解作業を活発にしたということも合わさって、このような状態が作りだされているのではないか・・と。うん、なんか納得。面白~い^o^♪

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 さらに実験開始の頃、根にびっしりとまとわりついていたアオコ、これがほとんど目立たなくなりました。微生物を投入していない水槽(写真下)は結構すごかったんですけれど、こちらも不思議なくらいなくなっています。
 この実験の間、2度くらい水道水を足して蒸発分を補充しましたが、水替えは一度もしてません。水やりしなくてもしっかり収穫を楽しめるなんて、水耕栽培は忙しい身にとってはかなりラク~♪だということもわかりました^^。


 さて・・これで晴れて、「好気性の微生物は水を浄化する」ということが実証できました♪♪♪ いやー生物って面白い~。もっと真面目に理系科目やって研究職の道を目指せばよかったかも・・と真剣に思う今日です^^;

 そして!次は水槽の中でお魚を飼ってみよう♪♪と思います。お魚も植物も死なさないように枯らさないように・・そのようなことが可能なのか。また、微生物がどのようにして生態系の循環社会を担っているのか、実際に実験してみようと思います。どうぞお楽しみに~♪

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